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いつか聴いた歌 [エッセイ]

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 スタンダードナンバーを英語で歌いたいと思ったことがある。
今聞こえているのは何という曲だ。メロディが良い。歌っているのは誰だろう?
調べようにも術がない。歌詞が解らないので取っ掛かりがないのだ。
誰某が歌っているのかなと見当をつける。なかなか突き止めるのは難しい。
何回かこんな事を経験した。
昔エアチェックしたカセットもデッキが故障したのを機会に捨てた。
今考えると惜しい。

 「いつか聴いた歌」これは本の題名である。和田誠著で、友人から情報をもらい、
古本屋を何軒か廻ったが無くインターネットで探し出した本だ。
1977年文芸春秋発行980円。
通しで読んだことはないが辞書の様に使っている。
スタンダードナンバー100曲の情報が満載だ。
僕にとっては未知のことばかりで成程と感じることが多い。とても便利だ。
知らない曲の方が多いがイラストとともに楽しめる本だ。

 最初に覚えたのはfly me to the moon。
有名な歌でメロディを知っていたので取っ付きやすかった。
英詩も手に入りCDを聴きながらひたすら声をだして練習した。
歌うのは苦手なので上手く歌おうなど思っていない。
一度カラオケでお披露目をしたことがある。
只歌うのは恥ずかしいので詩の解説をしながら歌った(どなった)。
周囲は聴いている様子はないが本人はそれで満足だ。

 英語でJazzが歌えたら格好いい。そんなスタートだった。
辞書を引き引き意味を理解して感情を込めて歌う。
愛だとか恋だとか普遍的な題材が多い。洋の東西同じだ。
メロディが解らない時はフランクシナトラを探すと大抵彼が歌っている。
発音も聞きやすい。
CDのセールがあると曲名を探すのが常だ。
一念発起して次はAll of meを歌おうと思っている。意気込む日々だ。

 暖春や夢を求めて酒を飲む


タグ:ジャズ 俳句
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