正木ゆう子 着膨れ [先達の俳句]
着膨れてなんだかめんどりの気分 正木ゆう子
この句もWebを彷徨っている時に出会ったもの
口語の口調ですんなり入れた
リズミカルな五七五の流れてはなくて意表を突かれた感じ
文字通り寒いから、多分今頃の季節、衣類を重ね着したら姿形が、
恰好が羽を膨らましてトットッと歩いている鶏を連想したというのだ
でも姿形ではなく本当は心の中なのではないかと思う
いろいろな想いがあり心が少し高揚している
その想いを、なんだか(a little)少し、めんどり、乙女チックと詠んだ
妄想で恐縮だが
チョット好意ある人に会う
小ざっぱりした格好で出かけようとしたが、寒かったのでつい重ね着をした
着すぎたかなと思いつつ、会う事の楽しさが膨らむ
気分としてはJazz Standard Number All Of Me なのだ
Frank Sinatra の声が聞こえてきた
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