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地口 [つぶやき]

「恐れ入谷の鬼子母神」 おそれ いりやの きしもじん
「恐れ入る」の洒落。「入り」を地名の入谷にかけ、
江戸人の信仰を集めて有名な鬼子母神と続けたもの。広辞苑より

DSC03115.JPG
鬼子母神境内で毎年7月に行われる入谷朝顔まつり (古い写真で恐縮です)

「びっくり下谷の広徳寺」と続けていう事もあります
びっくりしたな~」の洒落。入谷の隣が下谷。

入谷、下谷は東京台東区ですが、元ネタは東京足立区のHPです
足立区の区長さんが女性の方で熱心にご自分の考えをHPに掲載
当方はそれをメールで受信して愛読しています

時々波長が合うので足立区に問い合わせをしたら引用の承認を頂きました

以下「地口絵紙コレクション-言葉遊びと笑いの精神-」から一部引用

地口とは、ことわざや有名な芝居のセリフなど、よく知られた文句を
音のよく似た別の言葉に置き換えて、その滑稽(こっけい)さを笑い、
楽しむ言葉遊びのことです。地口に合わせた絵をかき、行灯(あんどん)
に仕立てたものが「地口行灯」といわれ、江戸時代にはお稲荷さんの
初午祭(はつうままつり)に、神社の参道や氏子の家の門口に飾られ由。

20150807.jpg
地口絵の一例

真剣に豆を煎(い)っている狐(きつね)の地口絵付きの
「狐の嫁入り」ならぬ「狐の豆煎(い)り」。えっ?全然おかしくないですって?
笑いのストライクゾーンがどこなのか、チェックできる好機かもしれません。
ご夫婦やカップルでお出かけになると、相手の意外な反応に新しい面を発見できて
おもしろいでしょうね。(区長さんの言葉です)

「地口絵紙コレクション-言葉遊びと笑いの精神-」に興味ある方は
ご夫婦やカップルでお出かけになってはいかがですか
東京都足立区の郷土博物館(大谷田5-20-1)において、9月27日(日曜日)まで
を開催しています。

ボクが最初に覚えたのは、掛け言葉と云っていましたが

酔って九段の坂の下 よって くだんの さかのした
「よって件のごとし」昔?江戸時代?書状や証文などの最後に書くことば。
「そのようなわけで、右に記したとおりである」の意。
「酔っぱらって歩いていたら九段の坂下まで来てしまった」
※九段坂は急で長い坂のようです

ではこのへんで

追伸 寅さんの有名な啖呵、猫灰だらけ、も同種類かと思います





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コメント 2

hatumi30331

こういうセリフ?
啖呵は・・・
江戸っ子っぽいと感じる関西人です。へへ;

私なんか・・・
ダジャレしか思いつかないもの。(笑)
by hatumi30331 (2015-08-09 07:52) 

johncomeback

拙ブログへのコメントありがとうございます。
「恐れ入谷の鬼子母神」を今の若者は知っているのかな?
by johncomeback (2015-08-09 10:17) 

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