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お爺ちゃんやおばあちゃん [一日一句]

朝晩はもう秋
涼しくなってきました

一夜明けて忽ち秋の扇かな 高浜虚子


通勤途中に新しいビルができて有料老人ホームの入居募集がかかっていた

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先日、そのビルの前を通ったとき庭をみたら誰か?何か?倒れていた

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倒れていたのは案山子

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別の日二人は元気そうに室内を覗いていた

時々介護士さん? 看護師さん?と連れ立って散歩するお年寄りが増えてきた

若い介護士さんの女性に支えられた歩いているお爺ちゃんがいたけど
渋面だけど、心なしか、穏やかでにこやかな顔をした雰囲気であった



楽しかった大野山 [一日一句]

梅雨も終わり頃、いつものオヤジメンバーでハイキング

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御殿場線の谷峨駅で下車
小田原の国府津駅から御殿場経由で沼津駅まで、JR線で昔は東海道線の一部だった由

無人駅と知らなかったので下車のとき、車掌にSuicaを出したが現金払いになった
Suicaをリセットする証明書を発行してもらった

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皆で記念撮影
アラ6とアラ7ばかりの6人組
四捨五入すると60代と70代、口だけが達者な仲間たち

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大野山は神奈川県最西端の山北町にあり、町の多くは丹沢山地だそうな
標高723.1mの小高い山

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渡ると橋が少し揺れるので年代物と思いつつ
引っ返してみらた

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注意書きがあり
600kg 以上の重量物や20人以上は同時に渡れません
無理な振動は危険とありました

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思わず橋げたを見ました

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釣り人がひとり、鮎なのかなと
葉っぱにフォーカスがいってしまい
まっ!これはこれで良し

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トンビがぐるりと輪を描いて
三橋美智也の歌にありましたね
鎌倉あたりにはたくさん飛んでいますが
トンビにとってはひとっ飛びでしょうか
コンデジで望遠手持ちでは良い出来かなと自賛

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カーブミラーも役立つ記念撮影

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あちらこちら木々に網がかけられて「木を痛めるな!」とあります
でも人が林の中に入れる気配もないので
誰に対する注意書きか?議論
結論、網をかけているので「字が読める鹿」に注意をしているのだろうと

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山北町指定特別天然記念物
都夫良野の頼朝桜
頼朝とはあの源頼朝です
昔この辺りに来たのでしょうか

都夫良野は山北町なんですね
そばには東名高速の都夫良野トンネルがあります

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大野山にはたくさんの木彫がありました
これは雉でしょうか

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「鹿猪通行禁止」と書いてあります
ハイカーは必ず扉を閉めるように指導があります
やっぱり鹿は文字が読めるようです

ところどころに畑があり、電気柵がありました

御殿場に鹿の驚く夜汽車哉  正岡子規

続く


東京新橋散歩 その2 [一日一句]

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愛宕神社の隣には放送博物館があります
高校生のころ何回か見学にきたことがあり懐かしいところです

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天気予報のスタジオ
意外に狭いですが最新?の機器があり説明員が使い方を教えてくれます

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プロンプター、話し手に原稿を見せる装置を使って原稿を読む
お天気お姉さんになった気分なんでしようね!?

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ここの前に立つと映像と見学者が一体化してドラマの主人公になった気分が味わえます
このスタイルは義経です

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懐かしのジェスチャー
司会は小川宏だったかな
キャプテンが金語楼とターキー

http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010048_00000

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ひょっこりひょうたん島
放送当時は高校生で見ていないと翌日の話題について行けませんでした
ドンガバチョ 藤村有弘 ダンディ 若山源蔵 とらひげ 熊倉一雄
それぞれの声優がとても個性的で楽しい番組でしたね

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当時の愛宕山の放送所
2.26事件のときはいち早く青年将校たちに押さえられたそうです

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当時の鉱石検波の1球式ラジオ(中)

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東京通信工業(ソニー)のG型テープレコーダー

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こんな型のラジオ(右)使っていました
ラジオが家庭の中心で家族でよくドラマや落語を聞いていました

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ベータマックス 使ってました~

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当時の家庭の様子
こんなにきれいではありませんでしたが狭いところに住んでいました

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見学の後、全員が足をそろえて記念撮影

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定番の秋葉原さくら水産へ
喉の渇きを覚え、冷えたビールで何度も乾杯をしました


夏空へ雲のらくがき奔放に    山口誓子


※敬称は略させて頂きました

東京新橋散歩 [一日一句]

東京で一番高い山をご存知でしょうか?奥多摩にある 雲取山で標高2,017mです。
では23区内で一番高い山(自然山)をご存知でしょうか? 愛宕山になります。
港区にある山で標高25.7mもあります。

先日友人達とここを登山してきました。

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新橋もずいぶん変わりました
真ん中のビルが虎ノ門ヒルズ
新虎通りに面しています
この通りは計画段階では通称マッカーサー通りと言われていたような

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ここが愛宕山
山頂には愛宕神社があります

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都会の中に緑豊かな地図上では点でしかありませんが
落ち着くひと時を味わえます
木立の中を歩くと 蝉時雨が降り注ぎます。夏の風物詩といっていいでしょうね。

夕すゞみよくぞ男に生まれけり  宝井其角


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正面の急な石段が「出世の石段」と呼ばれます。別名男坂。

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八十六段の急な階段です。江戸時代、馬でこの階段を一気に駆け上がり紅白の梅の枝を折って
徳川家光に献上した曲垣平九郎の故事に由来しています。

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一気に登らずゆっくりとしかも後ろを振り返るのも怖いくらいです

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上からのぞくとこの階段の急なことがよくわかります

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近くにある浅野内匠頭の終焉之地の碑 (内匠頭が預けられた田村右京太夫の屋敷跡)

子供のころはこの辺りは田村町と言っていましたが
今は新橋○○丁目となってしまいました








つよい香りに誘われて [一日一句]

カサブランカが今年も団地の庭に咲いた
いつも手入れらしきこともしていない

このままではと皆で一念発起
昨年の秋、花が枯れてから花の部分を切り落とし
球根が大きくなるようにと茎が枯れるまでそのままに
途中お礼の肥料を根元に撒いた

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今年は花の数が少なくなったが大きく鮮やかに咲いてくれた
植えて5年くらい経つ 手入れは必要ですね


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「あかし」という地ウイスキーを見つけた 兵庫県明石市の醸造所製
暑気払いに「ぐい!」といこうと求めた

取り敢えずストレートで口に含む おいしい
ソーダで割った う~ん 
学生のときよく飲んだ コーラ割り う~ん
水割り うん 
もう一度ストレートで おいしい 
ぐいがぐいぐいになりぐいぐいぐいとなった

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あては胡瓜に茗荷の入った浅漬け おいしい

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静かなる闇焼酎にありにけり 岡井省二

季語 焼酎 夏




梅雨の晴れ間 [一日一句]

一日中降っていた雨が翌朝やんで花と葉に水玉を与えていた

今年の関東は梅雨に入ってもしとしと毎日降るようなことはなく
関東の水がめが多い北関東、群馬、水上あたりは降水量が少ないらしい

関東は今年水不足かも 現在取水制限10%実施中

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降る音や耳も酸うなる梅の雨  松尾芭蕉

黴雨 ばいう 中国では黴の生えやすい時期に降る雨で黴雨と書いたそうです

梅雨 ばいう 日本では黴のイメージが悪いので同じ時期で同じ「ばい」の梅を用いた由



山下公園あたりぶらり散歩 その3 [一日一句]

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JR桜木町駅前 ここは明治期の横浜停車場(旧横浜駅)
新橋(現在の汐留)を出発して終着はここ

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「PORT OF YOKOHAMA 1859 港湾局」 
横浜港の船と灯台のデザインで電気のマンホールの蓋

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「YOKOHAMA」  ベイブリッジのデザイン

改めて「マンホール」とは何かと調べたところ 【manhole】 でした。
「下水などの導水管・管渠(かんきよ)・ボイラーなどの掃除・点検のため、人の出入りができるように作った穴。」
広辞苑第四版より 
ということは人が出入りできない小さいものはマンホールと言わないのだろうか?

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「消火栓 FIRE HYDRANT」 
消火栓だから赤色と思い込み! よく見たら黄色 目立ちます

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「PORT OF YOKOHAMA 1859 おすい」 陶器製?の横浜港の船と灯台のデザイン
マークがはめ込まれて周囲の道路に合わせてレンガ模様 しゃれていますね

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「YOKOHAMA ソフトシール弁」 日本丸のデザイン

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開港の道 KAIKŌ PROMENADE

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「ヨコハマ」 カバの絵

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仕切弁

友人と散歩したので中々自由が利きません
今度は一人でと思いますが、一人だと寂しい
などとぶつぶつ言いながら晩飯では独酌
女房はビールをコップに1/3程しか飲みませんが
ボクの話には(取り敢えず)相槌を打ってくれています。

冷酒やはしりの下の石だたみ   其角 

季語 冷酒 夏



春の夢 [一日一句]

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日曜の朝、散歩で見つけた「ま」
水道工事か何んかで道路を掘り返し業者が消えた文字だけ修復し
「ま」だけを新しくしているのだろう・・・推測

「止」と「れ」は別の工事まで待つことになるのか!


今日の俳句

  しまひまで見てしまひけり春の夢   行方寅次郎

  しまいまでみてしまいけりはるのゆめ なみかたとらじろう


勝手な句意
  うたた寝したら夢を見てしまいましたよ
  夢に起承転結があるじゃないですか
  邯鄲の夢かもしれませんね

ボクの夢
  日曜の朝、ウォーキングを速歩でしたせいか午後うつらうつらしてしまって
  少しボケて何度も眠ったような気がした
  うとうとすると夢の続きが出てくるようで
  夢を見るとあと少しなのに!と残念がることがありますが
  今回の夢には残念感?がありませんでした

うたた寝は春に限りますね

季語 春の夢
  春の夢は昔から、「春の夜の夢のごとし」とか「昔日富貴、一場春夢」なとのように、
  華やかだがはかない人生のたとえに用いられる。快い眠りのなかで見る夢には
  どこか艶なる趣が漂う。      俳句歳時記 春 角川学芸出版より






4月 花海棠 [一日一句]

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去年街路樹の間にハナカイドウが植えられたのを見て
花が咲くのを楽しみにしていた

http://misato-tsushin.blog.so-net.ne.jp/2015-03-31

1年が経ち見事に花をつけた木があった

今年の桜はあまり楽しめなかったがハナカイドウは小ぶりながら充分にかわいい。

【海棠 花海棠 睡花 ねむれる花】 季語 春

バラ科の落葉低木の花。庭木や盆などに栽培される。
中国原産で江戸時代に渡来したのは実海棠。
4月~5月に薄紅色の花をつけた花柄が長くうつむきかげんになるのをしばしば美女にたとえる。
現在では花の美しい花海棠と混同され、俳句でも花海棠を海棠として詠むことが多い。

海棠に乙女の朝の素顔立つ  赤尾兜子(あかお とおし)

海棠の花より花へ雨の鵯(ひよどり)  阿波野青畝(あわの せいほ)




挨拶 花冷 [一日一句]

今日も寒い一日になりそうですね

昨日ご近所さんに会ったので「今日は寒いですね」と挨拶
「花冷えだねぇ」とこ小粋なご挨拶が返ってきました

桜は満開ですが、落ち着いてまだ鑑賞していません。
 
【花冷 はなびえ】 季語 春
桜の咲くころ、急に冷え込むことがある。花冷という言葉のもつ美しい響きが好まれる。
                           角川 俳句歳時記より

花冷や柱しずかな親の家  正木ゆう子


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さくらを上から見ると花が放射状に円形に咲いている。
今更ながら発見しました。


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