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好きな俳句 [先達の俳句]

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   月天心貧しき町を通りけり 蕪村

 月が深夜中天にかかり白くかがやいてきた。
その月が貧しい町に通りかかっている。
名月の一情景を詠んでいる。

月天心、月が頭上にかかっているさま、と表現して月が大きく輝いている様子と
貧しい町と続けて時代の世情を組み合わせて句にしている。
メインはあくまでも月。

季節は秋だが、印象は何か寒い静かな冬の夜が浮かんでくる。
因みに蕪村は享保から天明の時代に生きた人。

この句も教科書に載っていて覚えていた。


タグ:名月 俳句 蕪村
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