SSブログ

キルケゴール 縮こまらない話 [エッセイ]

何年か前まだ現役のころ、「野鴨の哲学」を初めて聞いた
その人が社長就任に際しIBMのトーマス・ワトソンJrの言葉を引用して
“wild ducks” ビジネスには飼いならされた野鴨はいらない
常に飛び続けることができる野鴨であれと挨拶をしていた
Be wild duck ! 環境に慣れるなということだ
水温が徐徐に上がってくれば、蛙もゆでガエルになってしまう
先日退任の報道がなされていた

ベクトルを合わせ一丸となって進むことが効率・効果を発揮できる
荒天準備はどの企業も当たり前のこと
大波がいつどれくらいあるのかを想定することが必要
だが
それにも限度がある、限度があった
不況は大津波となって日本を席巻している
そして引く波で円高となって押し上げている
輸出がメインの企業はことのほか厳しい

船団をコントロールするのがTOPの仕事
生活者・消費者の支持を得て商品・製品・サービスを売る人たちの働く環境を整える
さらに商品(製品・サービス)にヒットがないとより難しい
サプライズのない商品はいらない
伯楽も力を発揮できないだろう

経済の原理はよく分からないが生活者心理が大きく影響をしていると思う
消費が基本だ
どこかで循環が行き詰まってくる
金は天下のまわりもの

小生にできることは炬燵で背中を丸めずに外に出ることだ
物を買うことだ
自分が関係したメーカーの商品は常に意識して購入している
趣味の山登りをするたびに準備にお金を使っている
酒をよく飲んでいる(これも一種の消費と言い聞かせて・・・)

はなはだ小さいことだが縮こまらない
これが僕の「野鴨の哲学」だ

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

nice!の受付は締め切りました

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

Facebook コメント

トラックバック 0

俳句のある生活下町散歩 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。