初めてのこと [一日一句]
手術待つ開けて本見つ秋の立つ
先週家族が入院して手術をした
一日付き添いで病院に待機した
9時前に手術室にはいり、術後目の前にしたのは13時過ぎであった
じっとしていることもできず、徘徊する訳にもいかず
本を見たり置いたりしている時空間であった
じゃ行ってくると自分の足で病室から出て行き、
帰りは麻酔が効いている状態でベットで運ばれ
うつろながらアイコンクトできるようであった
何をするでもなく、じっとしていた時間、とめどもなく堂々めぐりのくりかえし
親の身として代わることもできず、椅子に座っていた
看護師が声をかけてくれ、
仏に見え
藁をもつかむ心境とはこのことか
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