正木ゆう子 春満月 [先達の俳句]
オートバイ内股で締め春満月 正木ゆう子
うーん・・ どのように読んだらよいのか迷った
内股で締めるがなんとも想像を掻き立てる
オートバイに乗るのはこの通り
問題は春満月
こうこうと冴えわたる青い月ではなく
少し温かみのある、しもか朧でない、ほんわか感のある雰囲気
彼女が乗っているのはHONDA ドリームCB250
タンクにニーグリップのゴムが付いているバイクだ
昔僕が欲しかったバイクだ
彼女は一人で乗ったことはなく、スポーツシートの後に乗り
彼の腰に手を回し、怒鳴るような声とスピードある風を感じているのだ
ギアはつま先で一段踏み込む
それからつま先でとんとんと持ち上げる
アクセルグリップをまわす
ニーグリップを膝で締める
ハンドルを操作する
バイクの講釈を聴いている
ツーリングの途中での一コマだ
心地よい振動と風
少し寒いが彼とのひととき
心は朧なのだ
うーん・・ どのように読んだらよいのか迷った
内股で締めるがなんとも想像を掻き立てる
オートバイに乗るのはこの通り
問題は春満月
こうこうと冴えわたる青い月ではなく
少し温かみのある、しもか朧でない、ほんわか感のある雰囲気
彼女が乗っているのはHONDA ドリームCB250
タンクにニーグリップのゴムが付いているバイクだ
昔僕が欲しかったバイクだ
彼女は一人で乗ったことはなく、スポーツシートの後に乗り
彼の腰に手を回し、怒鳴るような声とスピードある風を感じているのだ
ギアはつま先で一段踏み込む
それからつま先でとんとんと持ち上げる
アクセルグリップをまわす
ニーグリップを膝で締める
ハンドルを操作する
バイクの講釈を聴いている
ツーリングの途中での一コマだ
心地よい振動と風
少し寒いが彼とのひととき
心は朧なのだ
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