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高浜虚子  頬被 [先達の俳句]

そこにあるありあふものを頬被 高浜虚子

 とても寒いのでそこにあった使えそうなモノでほお被りをしたと
 おしゃれな虚子さんが、ほお被りをすることはない
 誰か知り合いが、弟子かもしれないが、手ぬぐいでさっとかぶったのだ
 人の動作を瞬間に読む、写真で言えばスナップである
 

酒うすしせめては燗を熱うせよ 高浜虚子

 温る燗で飲んだら期待外れだったので熱くしてくれよと
 今日は寒いしもっとコクのある酒のはずが豈図らんやであった
 温る燗で最初に一杯、続いて熱燗を呑む、その当てが外れた
 虚子さんに酒の俳句がいくつもあるので好きなのだろう

DSC01666_R.JPG

ボクは子供の時によくお燗番をした
お客様が来るとたまに酒が用意される
普段はおふくろが温めるが料理に忙しいときはボクが受け持った
火鉢に薬缶をかけ、徳利に酒をいれ温めるのだ
頃合いを見て徳利の首を摘みもう片方で底の温度を見る
小学生だったがたまに味見して酔っぱらったこと覚えている






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johncomeback

ご訪問&nice ありがとうございます。
お湯でお燗するのと、レンジでチンするのとは絶対味が違いますね。
by johncomeback (2015-02-20 20:55) 

ばー助

小学生の頃は、正月のおとそで、ちょっぴりだけお酒のみました。
その頃は、美味しく感じなかったですが(^_^;)
by ばー助 (2015-02-21 05:25) 

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