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好きな俳句 [先達の俳句]

  踏切の燈にあつまれる秋の雨  山口誓子

  歳時記を読んでいて気になった句である

  昨日も篠突くような雨、バケツをひっくり返したような雨、とにかくすごい雨でした
 このところ帰り際、いつもこんな雨が降っている

 利用している駅のそばには踏切があって、ここは昔事故があった開かずの踏切だ
 警手が上下かっぱをきて車と人を整理している

  踏切の信号が大きな音で警報をならしている
 そこに激しく雨が雨粒をぶつけていて赤い色が一瞬見えなくなる
 警手の必死の交通整理が雨にもまけず続く
 昨日はそのような状態でした
 この句の情景をそのように見てしまう

  地方の無人の踏切でちーんちんと警報が鳴っている
 その警報燈に秋の雨がずっと降り注いでいる
 そんな情景が浮かばないわけではないが・・・

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