一丁目一番地 [つぶやき]
江戸時代、かまどの灰を買う商人がいて灰は当時商品であったと何かで読んだことがある
手元の本を探したが見つかったのは別の本だった
灰は灰汁として染物の媒染、色素を定着させる物質として利用したり、
髪の毛を洗ったり、畑に撒いたりすることに使用され
経験則上灰のアルカリ性の特質を上手に利用していたようです
江戸時代の人たちの生活はモノを修繕修理して寿命があるまで使い続ける
モノの本来の機能として使えなくなると別のカタチにして再利用する
今回参考にした図書
以下引用と要約
たとえば着物。洗い張りや仕立て直しをして何度でも袖を通す。そして飽きてくると、これを古着屋に
売るのです。捨てるなんてことはしません。江戸時代にはこの古着屋の市場が方々にあったのです。
なかでも有名なのが神田柳原土手、日本橋富沢町、芝日陰町などですが、ここに来れば豪華な
打掛けから股引までないものはなかった。しかも午前四時過ぎには開店ですから、それだけ客が
多かったということです。
当時の絵には武士や行商人、町人や中間ていの男が描かれていてそうした客をあてにしていた。
着物は着られるだけ着て擦り切れたらつぎはぎをあて着た。ちっとも恥ずかしくなかった。
つぎはぎの布きれはどこの家では小さい布きれを残しておいて風呂敷包みにしてしまっていた。
当時は古切れを買って歩く商売もあり、買った古着や布きれを天秤棒にかけて売り歩いた。
紙屑屋は使い捨ての紙を拾い集め、紙くずを問屋に売り、紙として再生使用した。
古金屋は使い物にならなくなった鍋釜包丁他金属を買い求め最終的には再生した。
引用以上
この江戸時代の再生システムは
現在では3R Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字3つのR
限りある資源を有効に繰り返し使う社会を作ろうとしている活動をいう
Reduce(リデュース) ごみにならない様に無駄や効率の悪いモノは使わないなど発生を抑制する
Reuse(リユース) 使えるモノは捨てないでくりかえし使う 再利用する
Recycle(リサイクル) 廃棄されたものでも資源として再び利用する
神代植物公園に行こうと友達数人でウォーキングを兼ねて三鷹駅から90分歩いた
ボク達のお目当ては大温室。でも今、工事中で休館でした
なせ、江戸時代のリサイクルを取り上げたかというとこの一丁目一番地にあります
ボクはこの1-1を見ると自分の生活や考え方など振り返るようにしています
PCだとリセット (Reset)にするとメーカー出荷状態に戻ります
考えを原点に戻そうとボクは頭をリフレッシュ(Refresh)することにしています
そんな訳で、江戸時代のリサイクルが浮かんだ次第です
手元の本を探したが見つかったのは別の本だった
灰は灰汁として染物の媒染、色素を定着させる物質として利用したり、
髪の毛を洗ったり、畑に撒いたりすることに使用され
経験則上灰のアルカリ性の特質を上手に利用していたようです
江戸時代の人たちの生活はモノを修繕修理して寿命があるまで使い続ける
モノの本来の機能として使えなくなると別のカタチにして再利用する
今回参考にした図書
以下引用と要約
たとえば着物。洗い張りや仕立て直しをして何度でも袖を通す。そして飽きてくると、これを古着屋に
売るのです。捨てるなんてことはしません。江戸時代にはこの古着屋の市場が方々にあったのです。
なかでも有名なのが神田柳原土手、日本橋富沢町、芝日陰町などですが、ここに来れば豪華な
打掛けから股引までないものはなかった。しかも午前四時過ぎには開店ですから、それだけ客が
多かったということです。
当時の絵には武士や行商人、町人や中間ていの男が描かれていてそうした客をあてにしていた。
着物は着られるだけ着て擦り切れたらつぎはぎをあて着た。ちっとも恥ずかしくなかった。
つぎはぎの布きれはどこの家では小さい布きれを残しておいて風呂敷包みにしてしまっていた。
当時は古切れを買って歩く商売もあり、買った古着や布きれを天秤棒にかけて売り歩いた。
紙屑屋は使い捨ての紙を拾い集め、紙くずを問屋に売り、紙として再生使用した。
古金屋は使い物にならなくなった鍋釜包丁他金属を買い求め最終的には再生した。
引用以上
この江戸時代の再生システムは
現在では3R Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字3つのR
限りある資源を有効に繰り返し使う社会を作ろうとしている活動をいう
Reduce(リデュース) ごみにならない様に無駄や効率の悪いモノは使わないなど発生を抑制する
Reuse(リユース) 使えるモノは捨てないでくりかえし使う 再利用する
Recycle(リサイクル) 廃棄されたものでも資源として再び利用する
神代植物公園に行こうと友達数人でウォーキングを兼ねて三鷹駅から90分歩いた
ボク達のお目当ては大温室。でも今、工事中で休館でした
なせ、江戸時代のリサイクルを取り上げたかというとこの一丁目一番地にあります
ボクはこの1-1を見ると自分の生活や考え方など振り返るようにしています
PCだとリセット (Reset)にするとメーカー出荷状態に戻ります
考えを原点に戻そうとボクは頭をリフレッシュ(Refresh)することにしています
そんな訳で、江戸時代のリサイクルが浮かんだ次第です
拙ブログへのコメントありがとうございます。
博士論文、翻訳したとしても内容を理解できないでしょう(・・。)ゞ テヘ
江戸時代の生活にはとても興味があって、何冊か本も読みました。
by johncomeback (2015-04-14 15:33)
こんにちは^^
戦後もほとんど物を捨てることはなかったですね^^
アメリカ文化が入ってきてからでしょうね、捨てるのが美徳になったの。
神代植物園には行きたいです。深大寺のお蕎麦も^^
by mimimomo (2015-04-14 15:51)
ご訪問ありがとうございました
買えば何でもある時代
子供の頃は新しいの買って貰うより
お下がりが多かったですが
それも嬉しかったな
学校の本も御下がりでした
戦後に生まれましたが兄弟が多かったので
親も大変だったと思います
by ミーミー (2015-04-14 17:52)
江戸時代のリサイクルと言いますと江戸初期の豪商、
河村瑞軒を思い出しますが・・・凄い人物でしたね。
12年程前までは三鷹に住んでいましたので神代植物
公園には良く行きました・・・
by Hide (2015-04-14 21:24)
江戸時代は、理想のエコだったと思います。
戻れとは言いませんが学ぶことは必要だと思います。
畑をしているとエコが凄く生きます。
無化学肥料でやっていますがまさに昔ながらの農法です。
訪問、ナイスありがとうございました!
by majyo (2015-04-15 15:13)
灰は陶芸の釉薬の材料として、時々購入しています。
着物は、リサイクル着物を購入して、
母がほどいて洋服に仕立て直しています。裏生地の模様に
とても面白いものがあり、シルク100%のアロハシャツ風に
してもらっているのですが、昔の人は粋だなと思います。
by みち (2015-04-15 22:40)
今テレビの再放送で仁というドラマを見ているので
江戸時代の話に親近感があるです。
毎年はやりがあって
モノをどんどこ買い換える現代はもったいないですよねー!
なんでもあるから工夫する知恵も育たない気がするですよ
え!三鷹から歩くのすごい!
以前よくその間を車で移動してたのだけど
かなり距離あるですよね(ノ。・`д・)ノ
by ふゆん (2015-04-16 05:34)