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おんなもすなる日記といふものを・・・ [エッセイ]

   

   "おとこもすなる日記といふものを、おんなもしてみむとてするなり"と
  土佐日記にあったが、
  逆なので"女もすなるチョコプレゼントを、男もしてみむとてするなり"と
  吾輩もチョコ探しをする

  まずは愛妻に
  つづいてガールフレンド(酒友)に
  お世話になった会社の彼女(ひと)に
  それからあの彼女(おばさん)にも

  友達が大勢いることは素敵だ
  多くの人生を知ることができるし味わうことができる
  小説の主人公は劇的な場合が多いが、現実は地味だ
  だから、多くの人と知り合うことが、ひとの人生の垣間を見ることができる
  こころから素敵な女(ひと)たちにチョコを贈ろうと思う

  今年はメーカーが逆チョコなる消費拡大販促を打ち出したので
  時流に乗ると思われるのはしゃくだがお礼の心をこめて
  贈りたい


  春の夜の思い思われ振られけり





タグ:春の夜
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時代屋の女房・・・ [エッセイ]

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坊やと呼んでいた小学校で友達だったYちゃんが、
彼とは家が近所だったので学校に入る前から遊んでいた、
働いていた骨董品屋さんが交差点のそばにあった
こぢんまりした店で雰囲気のあるそれなりの骨董が
店の前にあった・・・と子供ながら感じていた

ずっと後になって映画「時代屋の女房」が上映された
ご存知渡瀬恒彦と夏目雅子が演じていた
東京・大井町、三つ叉通りの交差点にある骨董屋を舞台に繰り広げていた

転勤があって、何十年ぶりかで大井町で暮らした
本当はもっと事業所に近い場所に転居すればよかったが
懐かしさもあり、ずっと手前の大井町で途中下車し
そこで4年半暮らした

親戚のお兄さんに連れられて見学にいった国鉄大井工機部、
よく遠征した日本光学まで続く光学通り、
高射砲の砲弾があった海晏寺、岩倉具視のお墓もあるが、
小学校校庭裏の山内容堂のお墓、
避難訓練で行った中学傍の来福寺、

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こんなに狭かったのかと驚いた、同級生がたくさんいた、見晴らし通り商店街、

駄菓子屋の先を曲がり路地を通りガラス工場を左に見ながらよく通った銭湯、
そのそばには伊藤博文のお妾さんが住んでいたといわれていた家、

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小さな蛇が本当にでたへび段々、

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夏祭りで遊びによく行った鹿嶋神社、

柔道の稽古でかよった大井警察、
殺人があった大井昭映館や時々見に行った大井東映・日活、
熱を出したとき母が走って買いに行った、踏切を越えたところにあった氷屋さん、
当時はボンネットバスが走っていた三つ又通り、
親父が通っていた眼科医のあった旧東海道、
神輿が海に入って行った海岸、
海苔干し場があった場所にはアパートがなどなど

時間があるときは大井町をぐるぐるまわった

ギヤマンの崖は宅地化されてマンションが建てられていたし、
それに続いていた、ネギや麦や玉蜀黍が植えられていた畑にも同様に建物が建ち
当時の面影を追いかけるのが難しい風景だった

自分の記憶も形が崩れ映像をなかなか結ばなくなってきた
早いうちに思い出を纏めておこうと思っている

  日のひかり庭木にささる凍みる朝





タグ:凍みる
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もしもし姉さん・・・ [エッセイ]

 

 もしもし姉さんどこ行くの
 わたしは九州鹿児島の西郷隆盛娘です
 ・・・・・
 花と線香手に持って・・・

 断片的に耳に残っていた唄が口からでてきた

 ずっと昔子供だったころ、耳にした、
 たぶん姉たちが唄っていたのを覚えていたのだろろう

 もしくは
 ラジオやテレビから流れてきたのが残っていたのか

 よくわからない
 
 詳しく知りたくて、webで検索した
 何でもよく知っている人はいるものだ
 たくさんかかってきた
 
 数え唄とのこと
 一かけ二かけ三かけて・・・
 思い出してきた
 が・・・
 淡い思い出を100%明確にしても致し方ないのではないかと
 検索事項をクリックせずにそのままにしていた

 何か月かして、ふっと、また
 別のフレーズがでてきた
 一かけ二かけ三かけて・・・
 橋の欄干手を腰に・・・

 抗しきれず
 もう一度「もしもし姉さん」で検索した 
 
  一かけ二かけ三かけて 
  四かけて五かけて橋をかけ 
  橋のらんかん手を腰に 
  はるか向こうを眺むれば 
  十七・八の姉さんが 
  花と線香を手に持って 
  もしもし姉さんどこ行くの 
  私は九州鹿児島の西郷隆盛娘です 

  ・・・とまだまだ続きます

  数え唄で口から口へ伝承されたので
  いろいろな歌詞があるようです

 今度姉たちに会ったときどのように唄っていたのか
 聞いてみようと思っている

 
 ちゃんちゃんこ耳にとどける数え唄



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元旦はなんとなく [エッセイ]

ビールと熱燗でほろ酔いの態
雑煮をたべ過ぎて、なんとか賀状の返事書き

午後にぶらりと丹後神社に初詣
その後腹ごなしにふらふらと日差しに誘われ散歩

しばらく歩いて途中ドトールで休憩
コーヒーとミラノサンドを注文、昼飯がわり

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日差しが傾き気温がさがり帰宅へ

焼酎のお湯割りを何杯かのみ夕飯

正月のゆったりとした一日でした

 狛犬も口一文字初詣


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みさと通信 (年賀状) [エッセイ]

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駅左側にIKEAオープン、駅右にららぽーと・コストコ建設中

冬ひかる沿線の街つくられり

初春にふるさとの便りをお届けしよう                 
 暖かな10月の初め、新駅越谷レイクタウンと大きなショッピングモールが始動、
12月には三郷駅前にイケアがオープンしました。
この夏はコストコ、ららぽーとが開店準備とか!
戸建の住宅も!
ただ今操車場跡地は建設ラッシュです。
新しき街つくられり。

農村と団地と新市街と商業地とが組合わされ、
何やら東京近郊の地方都市ができつつあります。
賑やかさの波が押し寄せてきた感じです。

 さて、小生は退職して後、失業保険をもらい職探し、
またもやサラリーマンになりました。

新春は丹後神社へ初詣、
初夏雪残る男体山、
夏は中禅寺湖先手ヶ浜の九輪草探し、
秋は澄切った安達太良山の空、
夕暮れせまる神谷バーでの電気ブラン、
冬真鶴で温泉と刺身、
年の瀬は餅つきと素敵な一年でありました。

ベランダの玉葱みるや冬日和  

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いつもの通勤風景 [エッセイ]

さすがに今日の武蔵野線は混んでいない
どこかのんびりした雰囲気がある
たぶん乗車している人たちは仕事にこれから行くのだろうが
晦日という暦がそう感じさせているのだろう

レイクタウンには誰もいなかったし誰も乗り込んでこなかった
目的地の駅前は客待ちのタクシーが4~5台並んでいるだけだったし
いつも駅前を清掃しているオジサン二人もいなかった
いつも客が列をなしているマックや
朝から牛丼の客がいるランプ亭も
店員さんは暇を持て余すような様子が外からもわかった

いつもと変わらないのは八百屋のおばさんとおじさんで
正確な時をきざんで店をあけていた
そう言えば遠くからおばさんに大きな声で挨拶をするおばさんも今日は逢わない

4号線はガラガラで、排気ガスもすくなく快適な通勤ウォーキングができた
つま先と指先は凍るようにつめたいがいつもより速度を上げて勤務先に向かった

そういえば今日は燃やすごみの最終回収日
役割ではないが、ごみを出さずに家をででしまった
携帯で奥さんに電話をして
ゴメンとあやまった

今日が仕事納め
来年も毎日同じ様な日が続くだろうが
頑張らなくっちゃ

朝寒し腕振り抜きカラス飛ぶ




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神谷バーにゆきました [エッセイ]

念願の神谷バーに行ってきました
元会社仲間三人と現地で待ち合わせ
夕方5:00過ぎに着いたらもう1階も2階も満席
階段と外にはずらりと待つ人の列でした

幸いにも友人が席を確保
ねらいは電気ブラン
早速注文をしようとするとまずはビールをと勧められ
駆けつけで何杯か飲んだ
ソーセージの塊をビールで流し込む

雰囲気は昭和初期、大正期?といっても
こちらは戦後生まれ、なんとなく昔懐かしい雰囲気という意味

観光地にもかかわらず、ボーイさんもメイドさんも感じがいい
記念の写真もお願いをした

そうそう、電気ブラン、甘い、少し薬草のかをりのするブランデーという味
三杯目には、矢でも鉄砲でも持ってきやがれ!!になりました

帰りには雷門のどら焼きを家族へのおみやげに帰りました

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タグ:電気ブラン
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クリスマスは過ぎたけど [エッセイ]

年末になると恒例のように一本の映画を見ていた
もう20数年前か?そんなにはたっていないかもしれないが
NHKで放送された「クリスマス・キャロル」を8ミリに録画していた
ものを毎年視る習慣がついた
現在の液晶テレビでみるには画質が今ひとつではあるが

12/24近くなるとライブラリーから引っ張りだして視ていた
8ミリも寿命があるので、数年前にはDVDに焼き直し対応していた

いうまでもないがクリスマス・キャロルはイギリスの作家チャールズ・ディケンズの作品である
金貸しで強突張りのスクルージが、クリスマスの夜三人の亡霊、過去・現在・未来、につれられて
己の昔と今と明日の自分の姿を見つめ、心改め、地域の人々に感謝を表すものがたりである

この映画作品はミュージカルで、最終章で歌う”サンキューベリーマッチ、サンキューベリーマッチ”
がとても心に響いて感激する
毎回感激する

きれいな映像でみたいと今年は一念発起?して、DVDを探した
昨年も探して別のクリスマスキャロルを購入して視たが、こころ動くものはなかった

同じような方がいらして、インターネットでキーワードを変えつつ探していると
”サンキューベリーマッチ”のCDを探していたり、このスクルージを演じている
俳優はだれであるかとか、いろいろと話題が出てきた
世の中博識の方が多く、助かりました

アマゾンで取り扱っていた

原題はScrooge
主演はAlbert Finney

ノイズもなく、きれいな映像と音で今年は楽しめました

いままでの8ミリは大事にしまうことにしました
ガイド役として当時の池田裕子アナウンサーが写っている
懐かしい映像でもある

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真鶴を廻ってきました [エッセイ]

風も穏やかな日曜日、元会社仲間と真鶴を歩いてきました
真鶴は初めてです

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11:00の待合わせでしたが感心にも誰も遅刻なし
30分に一本のバスで、中川一政美術館までゆき
そこから、海に向かって歩きました
途中おみやげの干物や民宿などが並び観光地といいつつも鄙びた様子

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中川一政は年を重ねるごとに絵に優しさがでてきてと・・・・・
僕の好きな美術館のひとつと言う友人の声を聞きながら
半島の林のなかに入ってゆきました

風が少しありましたが、暖かく穏やかな道が続きます
落ち葉が積み重なり柔らな膝に優しい歩きができます

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途中大きな黒松が何本かあり、すてきな木々がつづきます
しばらくすると自動車道にぶつかり間近に海岸が見えます

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沖には夫婦岩があり、遊覧船が何艘か波にゆられていました

帰りは真鶴駅にもどり、そこから日帰り温泉にゆきました
無色透明の入浴しやすいお湯で半日コースでしたが
汗をながし、ビールと焼酎で一年の締めくくりをしてきました

楽しい一日でした

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俳句について [エッセイ]

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 俳句を作り出して何ヶ月か経った。上手い俳句を作りたいと思っている。
生意気な言い方だがそれなりの人を呻らすことを願っている。
作句するには17文字の中に季語を組み合わせて自分の想いを込めれば良いと考えている。
だが何事も思うようにはいかないのが世の常だとも思っている。

 「俳句の作り方」のような入門書の類は読まないようにしている。
多分自分の性格からして形に押し込めてしまうのではないかと。
俳句に関す書物については何冊か脇に積んでいる。本を読んでいる中に
だんだん気楽さが無くなってきてしまった。当然ながらの帰納だ。
季語とは日本に古くから続いてきた凝縮された季節感である。
切れとは何か?切れを効かせてリズムを生み出すこと。
17文字の中に驚きや感動を表現すること。できるだけ5・7・5に即すること。
説明的な内容にならずに、読む人の想像力を刺激すること。
想像に任せすぎて訳の分からない句をつくらないこと。
プラス己の情熱・心をこめることなどなど。
人口に膾炙される句は確かに幾つかの条件が整っている。

 俳句は深く大きいと初学者如きが口に出せる言葉ではないが
広大な世界が広がっていることは確かのようだ。
まあ、ここで大いに居直って一歩一歩前進するしかないな、と。
俳人と言われる多くの人たちはほとんど
十代から作句をしているし何十年のキャリアなのだ。
手習いなどの気持ちでは上達しないぞ!
と言い聞かせて前進させようと思っている。
決心していることは趣味にはしないぞ!と言うことである。

 とある本によれば、師を探し師につくことが重要であると。
自分が良いと思った師につくことが成長を促すと。
俳句を読んで自分がこれはと感ずることのできる師とは、師を探すことすら難しい。
自己流は伸びないと。
ホームページで結社を巡ったが入会するには一寸ためらいがある。
暫くは気に入った著者の本を読み続けて見ようと思っている。

 僕の心には熱き思いが溢れようとしている。
心の内を素直に詠むことができるかが課題だが、
それができれば諸条件の何割かがくみ上っているはずだ。

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タグ:俳句
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